- 【産地・生産者】
宮城県・
株式会社
スイシン
- みやぎサーモン半身
- みやぎサーモン半身
(生食用)
- BUYER’S VOICE 三井 弘
- 宮城県産の養殖銀ざけの中でも「みやぎサーモン」を名のることができるのは、水揚げの際に「活け締め」や「神経締め」といった鮮度保持処理を行ったものだけ。そして、一度も冷凍していないノンフローズンの味わいを楽しめるのは、この時季だけです。特に6月頃は魚体が大きくなり、一番脂がのっておいしい状態。産地から鮮度にこだわり、チルドでお届けする旬の「みやぎサーモン」、プリッとした食感が楽しめる「生」、ふっくらとうまみがあふれる「加熱用」の2タイプをご用意しました。
- 養殖発祥の地が
生み出した
ブランド銀ざけ - 日本の食卓に欠かせない
鮭ですが、紅ざけや白ざけなど
いろいろな種類があることをご存知でしょうか。その中でも銀ざけは、脂のりがよく、身がふっくらとしていて、うまみのある味わいが特徴。その銀ざけの生産量日本一、シェア約8割を誇る宮城県は、日本の銀ざけ養殖発祥の地でもあります。 - 宮城県北部沿岸、特に石巻から南三陸沿岸の海は四季を通じて、銀ざけの生育に最適な環境です。三陸リアス式海岸が生み出す、穏やかで自然豊かな海は、7月後半まで海水温が20℃以下と低いことなど、銀ざけの養殖に適した条件が揃っています。
11月後半から12月にかけて山間部にある種苗生産場(山の養殖場)で採卵・養殖した稚魚を海に移し、12月から3月の約4カ月間、海上の生簀(海の養殖場)で育てています。
- 刺身で食べられる
ことにこだわり
一度も冷凍せずに食卓へ - 試行錯誤を繰り返しながら
養殖技術を確立してきた宮城県産の養殖銀ざけ。「みやぎサーモン」の養殖には、大豆や魚粉、ミネラルを含む配合飼料を使用。人工配合飼料に切り替えたことにより、生餌由来の生臭みがなくなり、一段と食味が向上しました。水揚げ後は、活け締めなどの鮮度保持技術を施し、加工場へ搬入します。 - 加工を手掛けているのは石巻にある株式会社スイシンです。「我々は港の近くに工場を構えておりますので、流通までのスピードが違います」と話すのは、鮭のプロであるスイシンの営業部 営業課 小山洋一さん。「エサが良くなったこと、活け締めなどの技術が向上したことに加えて、流通までのスピードがものすごく速いのも『みやぎサーモン』の大きな特徴です。一般的には水揚げして工場に入る前に入札を挟むのですが『みやぎサーモン』については、ダイレクトに工場に運ばれるので、その時点で2〜3時間の短縮になっています」と小山さん。基本的には、当日処理したものを当日のうちに出荷。1度も冷凍していない状態で食卓までお届けすることができます。鮮度がいいことはもちろん、天然もののような寄生虫の心配がないので、ノンフローズンでお刺身を楽しむことができるのが「みやぎサーモン」最大のメリットです。